捨てられない母と娘
以前のブログ 2週連続のお引っ越し(本引越し)?でも少し触れましたが、
母は捨てられない人です。
母の姉も捨てられない人で、母の母、おばあちゃんも捨てられない人でした。
そしてやっぱり、私も捨てられない娘でした。(あえて過去形に・・・)
子供達が出て行った部屋は、母の荷物で一瞬で埋め尽くされてしまいます。
兄の部屋、姉の部屋、私の部屋、今は全て母の荷物置き場です。
母はすぐに買います。
「安かったから」と言って、10着近い服を一度に買ってくることもあります。
そしてなかなか捨てられません。
確実に家の中に入ってきているものの量が出て行くものの量を上回っています。
私はいつも、母に「捨てればいいのに、全部使わないんでしょ?」と言い捨ててきました。
それでも、母が捨てることはほとんどありませんでした。
ところが、2人暮らしを始めてすぐ、あの2度目の引っ越しの後、大量の荷物を運びこんだ私に、彼は同じことを言いました。
イラっとしました。
そして言われて気がつきました。
モノの価値を決めるのは自分自信。
他人にはゴミに映っても、自分には思い出の詰まった愛着のあるものばかり。
服一着とっても、それを着ていた時や、それを買った時の思い出がある。
もちろん今の自分にそれが必要かと言われれば必要ではないものばかり。
結局は自分の心が変わらないと捨てられない。
母に「捨てろ」というのは止めることにします。
代わりに、欲しいものだけを持つ心掛け、選択肢が減ることの快適さ、本当に好きなものだけに囲まれて暮らす心地よさを知ってもらい、自発的に捨てられる思考に変えていけたらと思います。
まずは自分なんだけど、その次の目標かな。